超基本的なことだけ。 Accessible 以外のルールでも大体通用すると思いますがルールや考え方が違うこともあります。
アイテムを集める
ランダマの基本はとにかくアイテムを集めていくこと!ゲームが始まったら、とりあえずコキリの剣の宝箱とミドの家にある 4 つの宝箱を開けるというのが時オカランダマの定石です。
ちなみにランダマイズの対象になっているアイテムの入手ポイントのことはチェック (checks) と呼びます。いちいち「宝箱・路上のアイテム・NPC から貰えるアイテム・及びミニゲームなどの各種報酬」なんて言うのも面倒ですし、ルールを変えてスタルチュラや店売りアイテムのシャッフルも追加するとさらに呼称に困ることになりますからね。
コキリの森を調べ終わったら、森を出て(Accessible では最初から門番がいないのでデクの樹クリア前でも普通に出られます)城下町・ゲルドの谷・カカリコ村・墓地あたりを巡り、簡単に取れるチェックを中心に調べていきます。Accessible では無条件で大人と子供を行き来できるので、すぐに時の神殿へ向かって大人になるのもありです。カカリコ村や墓地は大人の方が探索効率がいいので、森を抜けた後すぐに大人になってカカリコへ直行するルートもよく見ます。
Accessible ではショップのアイテムはランダマイズされていないので、早めにお金を集めてデクの棒やデクの実、デクの盾を買って戦闘準備を整えるのも良いです。
棒・実・盾があればデクの樹もクリアできるようになりますし(デクの樹は宝箱も多いので探索場所としても優秀です)、スタルチュラ集めや各地の探索・攻略もやりやすくなります。ただし全部買い揃えようとするとかなりの金額になるので、ルピー集めに手こずりそうならコキリの森では買い物はせず、城下町入り口などでルピーを集めてから買い物をした方が良いこともあります。
あとランダマではコキリの剣は終盤まで手に入らないことも多いので、剣の代わりに使うデクの棒は多めに買うのがおすすめです。
時の神殿の台座を調べる
大人になった状態で時の神殿の台座を調べるとメダルの場所を知ることができます。
メダルの場所は精霊石と一緒に子供ダンジョン 3 つと大人ダンジョン 5 つの中でランダマイズされています。精霊石 3 個とメダル 6 個に対してダンジョンは 8 つしかないので、メダルまたは精霊石のどれか 1 つはゲーム開始時にリンクのポケットに入っています。
Accessible ルールではメダルを 6 個集めてガノンを倒すのが最終目的です。なのでメダルのあるダンジョンは優先的に攻略していきます。重要なヒントなので大人になったら時の神殿を出る前に忘れずに調べておきましょう。
精霊石のダンジョンはゲームクリアとは直接関係がないので無視してもいいのですが、有用なアイテムが眠っている可能性を考慮するとクリア報酬が精霊石だと知っていても敢えてダンジョン攻略をした方が良い場合もあります。
また精霊石自体が必須になるケースもあります。具体的には時のオカリナのムービーで入手できる歌(バニラの時の歌)に攻略の必須曲が割り当てられると、全メダルに加えて全精霊石も集める(オールダンジョン)ことになります。
各種メダル・精霊石を取得すると次のような効果が得られます。
精霊石 | 3 つすべて集めると時のオカリナと歌が 1 つ取得できるようになる(バニラの時の歌) |
森のメダル | 取得すると時の神殿で歌が 1 つ取得できるようになる(バニラのプレリュード) |
炎のメダル | 森・炎・水 3 つすべて取得するとカカリコ村で歌が 1 つ取得できるようになる(バニラのノクターン) |
水のメダル | |
闇のメダル | 2 つ両方取得すると時の神殿でチェックを 1 つ入手できるようになる(バニラの光の矢) |
魂のメダル | |
光のメダル | 効果なし(´・ω・`) |
光のメダルさん自体には効果がありませんが、ガノン城の虹橋を掛ける時には必要になるので重要アイテムであることには変わりありません。
ちなみに子供の状態で台座を調べると精霊石の場所を知ることができますが、メダルの場所がわかれば残りの 3 ダンジョンに精霊石が割り当てられていることは自明であり、またそれぞれの精霊石自体には特に目立った効果がないので(3 つ集めないと意味がない、一応 NPC の場所が動いたりはするが…)メダルの場所のヒントのみで十分なはずです。
ヒントを調べる
各地のゴシップストーンを調べるとそれぞれからヒントがもらえます。以前はもだえ石がないとヒントがもらえませんでしたが、最近は無条件でヒントが利用できるようになりました。もだえ石は死にアイテムになりました。
ヒントには 4 つのタイプがあります。
Way of the Hero | ゲームクリアに必須なアイテムが 1 つ以上あるエリア |
Foolish Choice | 有用なアイテムが 1 つもないエリア |
固定ヒント | 「スタルチュラ 30 匹・40 匹・50 匹のそれぞれの報酬」「時のオカリナで教わる歌」「カエルのミニゲームでもらえる景品」「ダイゴロンの報酬(わらしべイベントの最終報酬)」の 6 種。 時のオカリナの条件は精霊石 3 種を集めること。 カエルのミニゲームの条件はワープ曲と嵐の歌を除いた歌 5 種をカエルに聞かせること。 ダイゴロンの条件は引換券をダイゴロンに見せること。 |
ランダムヒント | 一部のチェックの中身を教えてくれる |
(;^-^)...
内容は英語ですが、かなりわかりやすい表現が使われているので文面に慣れれば英語が苦手でも問題ないはずです(ランダムヒントはたまにわかりにくいけど)。
1 つのシードですべてのヒントを集めきると Way of the Hero が 4 種、Foolish Choice が 2 種、固定ヒントが 6 種、ランダムヒントが 4 種の合計 16 種のヒントが得られます。ゲーム内にあるゴシップストーンの数は 16 個よりも多い(確か 34 個)のでヒントが被ることもありますが、有用なヒントが貰えることもあるのでまだ調べていないゴシップストーンは積極的に調べていくのが基本です。ただし各地にある汎用グロット(ムシ・魚・宝箱・蜂の巣があるグロット)の中のゴシップストーンはヒント内容が共通なので、このタイプのグロットにあるゴシップストーンは 1 箇所だけ調べれば十分です。
各種ヒントの中で特に強力なのは Way of the Hero です。ここで指定されたエリアでは有用なアイテムが見つかることが保証されているので Way of the Hero と言われたエリアは優先的に調べるのが良いと一般的には言われています。
エリアの指定はかなり細かく別れていて、たとえば「Desert Colossus(巨大邪神像)」が Way of the Hero になれば、「ネールの泉・銀のグローブの宝箱・ミラーシールドの宝箱・神殿前の柱の上・神殿前でシークから教えてもらう歌」のどれか、または複数が Way of the Hero アイテムということになります。魂の神殿内や幻影の砂漠は巨大邪神像エリアに含まれません。
大体はスタルチュラのエリア区分と似ているのですが、森の聖域と迷いの森は別エリア扱いだったり、ガノン城エリアと城下町エリア、ハイラル城エリアはすべて別エリア扱いだったりと、少し異なる部分があります。
歌を集める
時オカには 12 種類の歌があります。Accessible では歌は歌同士、12 種類の中でランダマイズされています。なので宝箱などから歌が手に入ることはありません。ただし Accessible 以外のルールでは設定次第で通常アイテムと一緒に歌がランダマイズされることもあります。
歌は次の場所で入手できます。
ハイラル城 | 子供 | ハイラル城に侵入し、インパから教えてもらう |
ロンロン牧場 | 子供 | ハイラル城のタロンを起こした後、牧場のマロンにオカリナを見せる |
森の聖域 | 子供 | ハイラル城でゼルダに会った後、聖域にいるサリアから教えてもらう |
カカリコ村 | 大人 | 風車小屋で教わる |
墓地 | 子供/大人 | 墓地にある王家の墓の中 墓の中に入るには子守唄が必要 |
ハイラル平原 | 大人 | 時のオカリナを取る 精霊石 3 種所持が条件 |
森の聖域 | 大人 | 神殿前でシークから教わる |
火口 | 大人 | 神殿前でシークから教わる |
氷の洞窟 | 大人 | 最後の部屋にある宝箱を開ける |
巨大邪神像 | 子供/大人 | 魂の神殿に 1 度入った後、外に出る |
カカリコ村 | 大人 | 火事(闇の魔物が云々)のムービーを見る 森・炎・水の 3 つのメダル所持が条件 |
時の神殿 | 大人 | マスターソード前でシークから教わる 森のメダル所持が条件 |
歌の中で特に重要なのは子守唄・ノクターン・レクイエムです。子守唄はほとんどのシードで必須級の歌で、様々な仕掛けやエリア開放に使われます。
ノクターンは闇の神殿に入るために必要なので、闇の神殿にメダルがある、または闇の神殿に重要アイテムが眠っているなら必須曲になります。
レクイエムは子供で魂の神殿に入る唯一の手段であり、また大人にとっても砂漠越えをせずスムーズに魂の神殿に入れるようになるので、特に魂の神殿にメダルがあるシードでは早めに取得したい歌になります。
これら 3 曲以外の歌も移動に活用したり、仕掛けを解くのに使ったりと、必ず使い道はあるので歌を優先的に集めるプレイをする人は多い気がします。特に子供で習得できるハイリア城・牧場・聖域の 3 曲と大人の風車小屋の曲はアイテム運に左右されず簡単に取れるので、これらは序盤のうちに回収するプレイヤーが多いです。
かかしの歌はバニラと同じです。子供でハイリア湖のかかしに歌を聞かせた後、大人でもう 1 度訪れて同じ歌を吹くとかかしが使えるようになります。
探索範囲を広げる
こんな感じでヒントやら歌やら回収しつつ、各地のチェックを調べるたびに一喜一憂しつつ、メダル集めを進めていきます。
慣れないうちは各地のアイテムをしらみつぶしに調べていくしかないと思いますが、この方法だとクリアまでとても長い時間がかかってしまいます。ある程度回数をこなしたら少しずつ探索効率についても考えていきます。
チェックの多いエリアを優先的に調べる
単純ですがたくさんのチェックが集まっているエリアは探索効率がいいです。 有名な場所は大人のカカリコ村、デクの樹、ドドンゴの洞窟、井戸の底、ゲルドの修練場、闇の神殿、魂の神殿など。こういうチェック一覧シートが便利です。 http://bombch.us/C8jo
炎の神殿や水の神殿なんかは宝箱がいっぱいあるイメージがありますが、鍵の数も多いため実際のチェック数(アイテムが手に入る可能性のある宝箱)はあまり多くありません。特に水の神殿については実質チェック数は 4 つしかなく、さらに攻略に必要なアイテムも多い・時間もかかる、と、非常に探索効率の悪いエリアとして悪名高いです。
新しく手に入ったアイテムやまだ使っていないアイテムを使ってみる
Accessible のようなロジックルールでは、あるキーアイテムを見つけて、そのキーアイテムを使ってさらに次のアイテムを見つけ、さらに次のエリアへ…という具合で、アンロックを連鎖させるようにゲームが進行していきます。
この仕組みはスフィア (Sphere) と呼ばれていて、Spoiler Log でも確認できます。スフィアはアンロックの層を表していて、後半に手に入るアイテムほどスフィアの数字が大きくなります。たとえばコキリのミドの家に弓矢があれば、その弓矢は丸腰状態で入手できるアイテムなのでスフィア 0 のアイテムということになります。そしてその弓矢を使ってカカリコ村の射的場をクリアし、そこで爆弾袋を入手したらその爆弾袋はスフィア 1 のアイテムです。爆弾袋があればドドンゴの洞窟がクリアできるようになります。ドドンゴの洞窟のクリア報酬のメダル(精霊石)はスフィア 2 となります。
なんだかややこしそうな話ですが、つまり何かいいアイテムを見つけたらそのアイテムで攻略できるダンジョンや仕掛けを積極的に試してみるとスムーズにゲームが進行しやすい傾向があるということです。「探していたアイテムは結局序盤の取り漏らしだった…」ということももちろんありえますが、だからといっていつまでも序盤のチェックばかり調べていると、取り漏らし事故の可能性は下がるもののゲームの進行速度が下がり良いタイムが期待できなくなってしまいます。
ダンジョンを 2 回に分けて攻略する
アイテムの入手順によっては「ダンジョンが途中まで攻略できる状態だけどどうしよう?」という状況になることがあります。たとえば「フックショットと弓矢を持っているから森の神殿をクリアしたいのにゴロンの腕輪がないからブロックパズルの先に行けない」とか、「ノクターン・ディン・魔力・ホバーブーツ・フックショット全部あるのになぜか子守唄だけ持っていなくて闇の神殿のボート部屋で詰む」とか、そういう状況です。
こういう時は「途中までクリアしてあとでまた来る」のがグッドプレイに繋がるケースが多いです。ダブルディッピング(Double Dipping)とか呼ばれているテクニックです。
1 回入って出て、後でまた来るなんて一見効率が悪そうに見えますが、1 回目の探索時にいいアイテムが見つかるケースはわりとあって、上の森の神殿の例なら中庭かどこかで運良く腕輪が見つかるかもしれませんし、もし見つかればそのまま森の神殿をクリアまで進められるようになると期待できます。そこまでラッキーなケースでなくてもハンマーやら魔力やらなんらかのいいアイテムが見つかる可能性は十分にあり、見つかれば森の神殿を出た後の探索効率が上がります。
仮に 1 回目の探索で何も見つからなかったとしても、ダンジョンのクリア報酬がメダルならば後でメダルのために戻ってきた時に後半から攻略を再開できるので、途中まで攻略した手間と時間は完全な無駄にはなりません。また「このダンジョンの前半には何もなかった」という情報も得られるので、腕輪が見つかるまで戻ってこなくていいと確信できます。まあ、クリア報酬が精霊石だと完全な無駄になりかねないのでその場合は判断が難しいところなんですけど…
ダブルディッピングをする時はできればダンジョンから出る前にフロルを張ったり、ショートカット(闇の神殿のボート前とか)を作っておいたりすると後で戻ってきた時に楽になります。
ロジックを読む
手に入れたアイテムから他のアイテムがどこにあるのか推測するテクニックです。詳しくはこっちを見てね。
ガノンを倒す
メダルを集めたらあとはガノンドロフとガノンを倒すだけ!Accessible ではガノン城のバリアは最初からなく、またガノンドロフは自分の部屋に鍵をかけわすれているので、ガノン城はまっすぐ塔を登るだけで簡単にクリアできます。ガノンドロフ戦後の城脱出イベントすらカットされています。
「やはり鍵は部屋の外に置くべきではなかったな…」いや、そもそも鍵掛け忘れてますけど...(´・ω・`)
(ちなみにここのセリフは何種類かあります。ガノンドロフはかなりおちゃめです。)
基本的にはメダルを集めきったらあとはクリアするだけなのですが、ガノンドロフを倒すのに光の矢、弓矢、魔力の 3 つが必要になるので必ず持ち物確認をします。もし持っていなければ探しに戻ります。ただし光の矢についてはガノンドロフに話しかけるとネタバレしてくれるので、ガノンドロフ前でセーブして(もし持っていればフロルも張って)、ガノンドロフにネタバレを聞いてからリセットして取りに行くというテクニックがあったりします。
「フハハ、光の球を弾き返しゲルドの谷にある光の矢を撃って俺を倒してみろ!」
(´・ω・`)...
(´^ω^`)...